東亜立地鑑定のレポート
2022.01.07

2022年の不動産市場展望~withコロナ時代の各アセット~(2022.1.4作成 速報版)

昨年落ち込んだ取引件数は、2021年見込値(1~10月の年換算)において一昨年並みまで回復する見通し。
アベノミクス以降の持続的な金融緩和により、不動産市況は安定的に推移している。
ホテルや店舗の需給が落ち込む一方、共同住宅や物流施設といった他のアセットが堅調に推移している。

総括 ~総じて不動産市況は回復傾向にある~
・各アセットを対比すると、収益が安定的な共同住宅は需給が堅調に推移しており、今後も同様に推移すると判断される。
・オフィスは総じて空室率上昇、賃料低下がつづき弱含みの状況にあるが、首都圏の空室率は安定しつつある。
・商業施設(店舗)はコロナ禍で弱含みの状況がつづいていたが、REIT株価や個人消費により回復傾向が認められる。
・ホテル(レジャーホテル含む)、ゴルフ場、パチンコ店は、M&A等により中小の淘汰がつづき業界としては縮小している。
・物流施設はEコマースの需要拡大により、依然堅調に推移しており、近畿圏の空室率が特に低下している。

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