吉崎誠二のREIT NOW 第15回「最新のキャップレートの動向と今後の見通し」
不動産投資家がどれくらいの利回りを期待するかは、キャップレートとして表現されます。多くの投資家(個人・法人)が、投資環境について肌感覚ではつかめるものの、実際の数字は気になるところです。賃貸住宅、オフィスビル、商業施設、ビジネスホテル、物流施設など投資対象となる収益不動産は様々ありますが、これらそれぞれで異なるキャップレートは収益不動産を購入する際における価格の妥当性を推し量るバロメーターとなります。もちろん、不動産は個別性が強いため、収益不動産においても利回りは個々に異なりますが、推移を見ることで市況を把握することができます。今回の原稿では、キャップレートの動向の全体俯瞰と関西エリアで今後の成長が見込める賃貸住宅・宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)の2つのアセットクラスにおける最新のキャップレートの状況を解説します。
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